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顕密寺五大力餅会陽
顕密寺は紀州根来寺の覚ばん上人が十一面観音、五大力明王を造り建立されました。
覚ばん上人は諸国巡錫の折美作を訪れ、しばらく真島郡美甘庄(現真庭市美甘)にとどまり覚鑁山宇南寺を建立し、自作の観音像を安置しました。
また、勝北郡小吉野庄に寺を建立し十一面観音像を安置しましたが、寺号も定まらぬうちに荒廃してしまいました。
その後承久の変に敗れた後鳥羽上皇が隠岐に流されるとき、快伝上人に廃寺の再興を申し付けました。
南北朝の時代には子吉野庄も合戦の舞台となったため、英田郡巨勢庄に所を移し、寺号を顕密寺とされたようです。
五大力餅会陽の五大力とはこの五大力明王すなわち東方降三世明王・南方軍茶利明王・西方大威徳明王・北方金剛夜叉明王・中央大日大聖不動明王です。
建立後英田郡江見庄の地頭江見次郎はこの観音をあつく信仰したと言われています。
その後戦乱で失われますが、江見氏の子孫の江見治左衛門が、土地を寄進して顕密寺を再建しました。
毎年2月の第1日曜日に行われる五大力餅会陽では直径30センチ53キロの上餅、直径90センチ81キロの下餅を1メートル四方の三方に乗せたもの(総重量185キロ)を力自慢の若者が担ぎます。
担いだまま歩き、その距離の長さを競うという珍しいお祭りです。
また、子供たちは53キロの餅を担ぎ、持っていた時間を競う子供会陽も行われています。
力自慢の方、健康祈願の方は一度参加されてみてはいかがでしょうか。
引用
力自慢!大きなお餅を持ち上げよう
五大力餅会陽 毎年2月第1日曜日には、大きな上餅、下餅、三方(木製台)あわせて総重量185kgもある巨大な鏡餅を運ぶ伝統行事「五大力餅会陽」が行われます。
1221年(承久3年)に後鳥羽上皇が隠岐の島に配流される途中、この寺に立ち寄り、国家安泰・開運招福を祈願し、近隣農民が献上した米5斗(10升が1斗)で大きな重ね餅を作り献上したことが、この祭りの由来といわれています。
大人会陽では、2段の餅をもって最長距離を歩いた人が福男とされ、子ども会陽では長い間、上餅を持ち続けられるか時間を競います。
五大力餅会陽に参拝すると、福智の力を授かると同時に厄除けになると昔から言い伝えられ、厄年の人はこの餅にさわると厄払い、体に悪いところがある人は餅にさわり、その手でなでると快方に向かうと言い伝えられています。
参加者には参加賞の餅が配布される、参拝者には餅まきが行われます。
力自慢の方はもちろん、ぜひみなさんでご参加ください。
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開催期間
2019年2月3日(日)
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時間帯
※例年の予定時間
10時00分から 子ども会陽
12時00分から 大護摩供養
13時30分から 大人会陽
15時00分から 餅投げ -
開催場所
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料金体系
無料
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駐車場
約30台
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お問合せ
0868-74-2456
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公式サイト
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タグ
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